専門的見地と他機関との連携で、
悩みの解決をお手伝いしたい(vol.3)
S-KET専門員/久保順也さん
相談があった際、どのような対応を心がけていますでしょうか。
相談に来られる方の大半は緊張されていることが多いので、私の場合は心の問題の専門家としてアプローチするわけですが、まずはしっかりと話を受け止めて理解し、最終的には相談して良かったと感じてもらえるようなケアを心がけています。
人は自分の悩みを相談するとき、これは相談してよい悩みなのか、こんな重い悩みを話していいのかと、ときに踏み止まってしまうものです。
しかし、S-KETは悩みを抱える皆さんの相談窓口であり、ひとりでは耐えられないからこそ連絡してくれているはずなので、そのことはあらかじめ理解した上で“よく相談してくれましたね”という姿勢で対応させていただいています。
悩みの大小の捉え方は、人それぞれかも知れませんが、本当にどんな悩みでも構いませんので、まずは私たちに相談していただければと思います。
そして、ひとりでも多くの方の悩みの解決に携われればと思うのです。