S-KET専門員の久保順也さん

専門的見地と他機関との連携で、
悩みの解決をお手伝いしたい(vol.2)

S-KET専門員/久保順也さん

いじめに関する本の写真

相談の際、子どもたちはどのような様子でしょうか。

S-KETを開設してから、小学校低学年から高校生までの幅広い年代のお子さんから、電話やメールでの相談が寄せられています。
やはり最初は相当緊張している様子ですが、相談員とのやりとりのなかで少しずつ心を開いてくれるようです。
そして、お困りの内容を丁寧にお伺いし、専門的な見地からのアドバイスやサポートが必要なときは、専門員とお話する流れとなります。
仙台市立の学校では、いじめ問題に対する取り組みとして、毎年5月と11月に『いじめ防止「きずなキャンペーン」』を展開していますが、その一環でS-KETのことを広報してくれているので、多くの子どもたちが我々の活動を知るところとなり、結果としていじめなどの悩みを抱える皆さんの、問題解決に向けてのお手伝いをさせていただけていることは、とてもありがたいことだと感じています。