相談者と共に考え、
解決までを伴走します(vol.2)
住吉台小学校 スクールカウンセラー/一ノ瀬綾さん(複数の市立小・中学校を担当)
小・中学校を担当されていると伺いました。それぞれで悩みごとに違いはありますか。
傾向として、小学校では友人との仲直りの方法についてなど、相談というよりも誰かに話を聞いてもらいに訪れる児童が多い印象です。
ただ、特に低学年では、児童というよりもむしろ保護者の方の子育ての悩み相談を受ける機会が多いと感じています。
中学校になると成長とともに、子どもは自分の考えを伝えられるようになるので、生徒と接する機会が多くなります。
悩みの内容は、年齢を問わずさまざまなので一概に言えませんが、ほんの些細なこともあれば、命に向き合うようなこともあります。
私は、一番守らないといけない相談者・子どもたちが、より自分らしい学校生活を送るためにも、学校と保護者の連携が必要だと考えています。
そのためにも保護者と先生が、双方で良い関係性を保てるように調整役を務め、全員で子どもたちを守っていきたいと考えています。