生徒から相談があった場合、どのような対応を心がけていますでしょうか。

生徒からの相談はもちろんですが、保護者の方、学級担任からの相談や、もしくはいじめの可能性についての話が寄せられた場合は、できるだけ迅速に対応するようにしています。
そして、まずはいじめを受けた側の話を聞き、本人が何を伝えたいのか、今後どうしていきたいのかをしっかりと整理します。
その上でいじめを行った側とも話し合い、解決に向けて進めるようにしています。ここで注意しているのが、いじめの告白が事態をエスカレートするきっかけになり得るということ。
そうならないためにも双方の気持ちのケアと、ときには第三者の力を借りながら対応しています。
いじめには、決まった形がありません。
だからこそ、生徒たちのことを一番に考えながらも、そのときどきの事案に即した対応能力が求められますが、それが私の使命であると信じるとともに、大きなやりがいであると感じています。